3月21日、西武第二球場で行われた埼玉西武と東北楽天のファーム公式戦3回戦。試合は序盤に猛攻を見せた東北楽天が7対0で大勝し、20日の試合に続く連勝を飾っている。
試合は開始直後の1回表に早くも動く。東北楽天の育成選手・山田大樹選手が、埼玉西武の先発・伊藤翔投手からグランドスラムを放って4点を先制。続く2回表にも今江年晶選手の2点適時二塁打が飛び出すと、6回表には石原彪選手の適時二塁打でもう1点を追加してリードを7点に広げた。
東北楽天の先発・戸村健次投手は4回裏に訪れた無死満塁のピンチを切り抜けるなど落ち着いた投球を見せ、7回無失点という好投で相手打線に得点を許さず。意地を見せたい埼玉西武だったが、後を受けた濱矢廣大投手と木村敏靖投手を前に2イニング無得点と反撃できず。試合は東北楽天が7対0で勝利している。
東北楽天は先発の戸村投手が7回無失点という快投を見せ、開幕一軍入りに向けて首脳陣へアピールした。打者では初回に満塁弾を放った山田選手や、2点適時打を含む2安打を記録した今江選手が活躍を見せ、それぞれチームの勝利に貢献している。
敗れた埼玉西武は、先発の伊藤投手が初回にいきなり満塁弾を浴びるなど序盤に崩れてしまい、5回6失点と試合を作れず。野手陣では高木渉選手がホームラン性の打球をもぎ取る場面もあったが、最後まで打線が振るわず無得点と、反撃の糸口をつかめなかった。
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