3月16日13時から、千葉ロッテと北海道日本ハムのオープン戦がZOZOマリンスタジアムで行われる。今季開幕まで2週間を切り、先発を狙う選手たちのアピール合戦もいよいよ最終盤へ。16日の試合の見どころを紹介していく。
北海道日本ハムでは、ここまでのオープン戦で4本の本塁打と打率.545を記録し、首位打者と本塁打王の2冠王である大田泰示選手に注目したい。加えて、西川遥輝選手と近藤健介選手も5割を超える出塁率を誇っており、主軸が揃って好調をキープしているのは明るい材料だ。
また、下半身の張りを訴えて9日から欠場していた王柏融選手も、近日中の復帰が見込まれている。果たして、幕張の地に『台湾の大王』の異名を刻み付けることができるだろうか。
対する千葉ロッテは、15日の練習試合で2点適時打を放ったバルガス選手に注目したい。これまでのオープン戦で7試合・23打席に立つも無安打と、その状態が気がかりだったが、ついに復調の兆しを見せている。同じく、オープン戦の6試合・16打席でわずか1安打だった井上晴哉選手も、近々実戦に復帰する見込みだ。2人の大砲は調子を取り戻し、チームの勝利に貢献できるだろうか。
また、井口監督は投手陣に関しても、開幕までに中継ぎ投手を現在の10人から8人に絞ると述べている。15日からはイースタン・リーグも開幕しており、一軍の生き残り争いは熾烈を極めるだけに、今後も選手たちの活躍から目が離せない。
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