北海道日本ハム斎藤佑、今年はどう違う? 同僚が続々証言「球速以上に威力」

Full-Count

2019.3.8(金) 06:20

北海道日本ハム・斎藤佑樹※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・斎藤佑樹※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

9日阪神戦でプロ初の甲子園先発へ…ここまで実戦2試合で計5回パーフェクト

 9日の阪神とのオープン戦でプロ初の甲子園先発に臨む北海道日本ハム・斎藤佑樹投手。甲子園のマウンドに立つのは15年6月16日以来4年ぶりとなる。

 千葉ロッテ戦が雨天中止となった7日は千葉・鎌ケ谷市の球団施設でブルペン入り。スライダー、カットボール、フォークを交えて30球を投げて最終調整。ここまで実戦2試合で計5回無安打無失点。開幕ローテーション入りへ好投を続けているが、この日のブルペン投球を受けた北海道日本ハム捕手はどういう印象を持っているのか。

「佑樹さん、めっちゃいいですよ」。こう切り出したのは、高卒6年目の石川亮捕手だ。名門・帝京高から13年ドラフト8位で北海道日本ハム入り。まだ23歳と若いが、昨季は1軍で32試合出場、2軍で34試合出場と着実に成長を遂げている。

「真っ直ぐが伸びています。球速以上にボールの威力を感じます。対戦した打者もグッと押し込まれる印象を持っているのではないでしょうか? (過去のシーズンで)僕が受けてきた中では一番いいと思います」

ブルペン捕手も称賛「ストレートが球速の割には強い。スピードガンで測れない強さ」

 続いて証言したのは渡部龍一ブルペン捕手だ。2003年ドラフト7巡目で北海道日本ハム入り。11年限りで現役引退し、13年から北海道日本ハムでブルペン捕手を務めている。

「今年は調子がいいんじゃないですか? ボールが強くなったし、全体的なコントロールもいい。(以前から)スピードは変わってないですけど、ストレートが球速の割には強い。スピードガンでは測れない強さがある。何キロぐらいかなと思ってみたら、思っている以上にスピードがなかったこともありました。それだけ球が来ているということです」

 2人とも斎藤がファーム調整だった際も右腕のボールを受けてきただけに、その言葉には説得力がある。

 まずは聖地での“虎刈り”へ。この日の練習後、斎藤は「場所は気にしていない。どこでも結果を求めてやるしかない。ここからが勝負。上げていかないといけない」と意気込み、栗山監督も「今日のブルペンを見ていて、球の状態がいい。しっかりと自分らしく輝いてくれることを祈っています」と熱いエールを送った。復活のシーズンへ、威力の増した直球で開幕ローテ切符をつかみとる。

(Full-Count編集部)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE