埼玉西武佐野、小野投手コーチが先発調整のススメ B班合流で「左の先発がほしい」

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2019.3.3(日) 20:34

広島とのオープン戦に登板した埼玉西武・佐野泰雄※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)
広島とのオープン戦に登板した埼玉西武・佐野泰雄※写真提供:Full-Count(画像:(C)PLM)

広島とのオープン戦で2番手に登板し鈴木に3ランを浴びた佐野

■広島 10-4 埼玉西武(オープン戦・3日・長崎)

 埼玉西武の佐野泰雄投手が先発調整する可能性が出てきた。3日、小野投手コーチは「1試合目よりも2試合目3試合目の方がよくなっている。努力してまとまってきている。本来なら先発で調整をさせたい」と明かした。

 佐野は2017年に6試合で先発し3勝を挙げたが、試合中に左膝を負傷し手術を受けた。翌年はその傷も癒えたものの、少ない1軍のチャンスをモノにすることはできなかった。小野投手コーチは「左で140キロ中盤のボールを投げられるし、(先発の)経験もある。左の好打者は多いし、左投手は有利です。今年中にある程度、先発の予定を立てるかもしれない。右はそこそこいる。左の先発がほしい」と話す。

 昨年までの左腕エース・菊池雄星がマリナーズに移籍し、左の先発で計算できるのは現時点で内海、榎田のみ。その榎田も、左肩のハリで現在はB班(2軍)で調整を行っている。

「先発は専門職」と話す小野コーチ。そのためにも「ファームでローテを回ってもいい。失敗も許される」と今後のためにさらなる経験を積ませる考えもある。

 くしくもこの日、広島とのオープン戦(長崎)に2番手で登板した佐野は鈴木に3ランを浴びるなど2回4失点で敗戦投手に。チームは福岡に移動し、5日から福岡ソフトバンクとオープン戦(ヤフオク)が予定されているが、佐野は帰京しB班に合流することが球団から発表となった。先発調整に入るのか注目だ。

記事提供:Full-Count

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