2戦連続安打のドラ1藤原は「みんなのいい刺激になっている」
■千葉ロッテ 9-3 中日(オープン戦・3日・ナゴヤドーム)
千葉ロッテは打線が繋がり、快勝した。3日、ナゴヤドームで行われた中日とのオープン戦。初回にノーヒットで先制点を奪うと、3回、4回、6回と集中打で加点しリードを広げた。試合後、井口資仁監督は「打線がしっかり点をとってくれましたね」と頷いた。
初回に岡が四球で出塁すると、すかさず走って二塁へ。藤原の二ゴロで三塁へ進み、中村の犠飛で生還。ノーヒットで1点を奪った攻撃に、指揮官は「出てしっかりああやって走れるのは大きいですし、流れを作れる1番は大事」と、4打数3安打3打点と活躍したリードオフマンを称えた。
3回にはドラフト1位の藤原が中前安打でつないで、中村の2点適時二塁打をお膳立て。4回には田村、平沢、岡の3連打で2点、6回にも清田、鈴木、平沢、岡の4長短打で3点を加えた。オープン戦2試合連続で安打を放った藤原に関して、指揮官は「しっかり結果を出しているし、みんなのいい刺激になっている」と評価した。
遊撃の定位置を狙う平沢が3安打を放つなど、若手のアピールが活発。新助っ人のレアードらも近く1軍に合流予定で、千葉ロッテのレギュラー争いは激しさを増していきそうだ。
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