自己最速を1キロ更新も投げ方は反省「同じスピードでも質が良くなる」
■福岡ソフトバンク – 阪神(オープン戦・2日・ヤフオクドーム)
2日、福岡ソフトバンクの千賀滉大投手が阪神とのオープン戦(ヤフオクドーム)に先発。3回37球を投げ、被安打2の無失点に抑えた。
2年連続の開幕投手が決まっている千賀が、本拠地のオープン戦初戦でも“開幕投手”を務めた。3回を無失点に抑え、ストレートは最速158キロを2度計測した。「結果的にゼロで抑えられた。しっかり投げることに重きを置いた。まだまだの部分はあるが、まずまずだと思います」と投球を振り返った。
自己最速を1キロ更新する158キロを出したことについては「オフでやってきたことがそれなりに出た。(ストレートを)良くしようと思って過ごした2か月(自主トレ、キャンプ)があったからです」とニヤリ。ただ「あの投げ方で(158キロが)出たことにビックリした。まだ腕で投げているので、もう少し身体のバランスで投げていきたい」と反省も忘れず、そうすれば「同じスピードでも質が良くなると思う」と、今後のさらなる進化に自信をのぞかせた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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