埼玉西武が広島投手陣を捉えきれず。昨季リーグ王者対決は広島に軍配

パ・リーグ インサイト

2019.3.2(土) 15:30

先発し、3回1安打無四死球無失点と安定した投球を見せた内海哲也投手
先発し、3回1安打無四死球無失点と安定した投球を見せた内海哲也投手

 3月2日、佐賀県立森林公園野球場で行われた埼玉西武と広島のオープン戦は、6対1で広島が勝利した。

 埼玉西武のオープン戦開幕投手を務めた内海哲也投手は、変化球を操り広島打線を翻弄。巨人でのチームメイトであり、似た経緯で移籍した長野選手を三ゴロに打ち取り、昨季セ王者相手に3回1安打無四死球無失点と、ベテランらしい落ち着いた投球を披露した。

 試合が動いたのは4回表、埼玉西武の2番手・田村伊知郎投手が犠飛を浴び広島に先制を許す。7回表には4番手・伊藤翔投手が3失点、8回表には5番手・齊藤大将投手が2失点。終盤にリードを6点に広げられる。

 一矢報いたい打線だったがこの日は活気なく、9回裏に木村文紀選手の適時打で挙げた1得点に終わり試合終了。埼玉西武と広島の一戦は6対1で広島が勝利した。

 埼玉西武は先発した内海投手が3回無失点、1番打者の金子侑選手が2四球、森選手が2安打と活躍。一方で中継ぎ陣が6失点と打ち込まれ、3失策と守備の乱れも目立った。リーグ連覇に向け課題を解決して徐々にチームの状態を上げていきたい。

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