新助っ人・バルガス選手、ブランドン投手が存在感。千葉ロッテが鷹に完封
2月28日、宮崎・アイビースタジアムで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの「2019球春みやざきベースボールゲームズ」は接戦の末、千葉ロッテが2対0で完封勝ちを収めた。
序盤は千葉ロッテ・石川投手、福岡ソフトバンク・大竹耕太郎投手の両先発が共に丁寧なピッチングで得点を許さず、3回裏まではゼロ行進が続く。
試合が動いたのは4回表。千葉ロッテが3番・中村選手と4番・井上選手の連打で無死1,2塁とすると、この回から登板した板東湧梧投手から5番・バルガス選手がライトフェンス直撃の適時打を放ち、1点を先制する。
その後は両投手陣の踏ん張り合いが続き、千葉ロッテはブランドン投手、成田翔投手、高野圭佑投手のリレーでホークス打線をゼロに抑える。一方これ以上の追加点は避けたい福岡ソフトバンクだったが、0対1で迎えた8回表に4番手・高橋純平投手が鈴木大地選手にソロを被弾。その後の反撃もかなわず、2対0で千葉ロッテが勝利した。
勝利した千葉ロッテは、7年ぶりに日本球界への復帰を果たした元横浜DeNA・ブランドン投手が2番手で登板。3イニングを無失点に抑える好投を見せ、開幕ローテーション入りへ猛アピールした。敗れた福岡ソフトバンクは打線が散発6安打に封じ込まれるなど低調で、「みやざきベースボールゲームズ」では3連敗となった。
東北楽天がLamigoモンキーズに勝利。今季実戦初登板の岸孝之投手は変わらずの好投
台湾・天母棒球場で行われた東北楽天とLamigoモンキーズの「2019年日台プロ野球バトルカップPowered by 台湾楽天カード」2連戦の初戦は、3対1で東北楽天が勝利した。
東北楽天は今季実戦初登板となる岸投手が先発し、3回2安打無四死球無失点と、相変わらずの安定した投球を披露。すると6回表、打線が先制に成功する。3番・ブラッシュ選手と4番・ウィーラー選手が連打を放ち、7番・辰己涼介選手の二ゴロの間に代走・渡邊佳明選手が本塁に生還。さらに8番・足立祐一選手も左翼フェンス直撃の適時打を放ち、この回2点を先取した。
直後の6回裏、2番手の池田隆英投手がLamigo打線からソロを浴びるも、打線が9回表にも敵失で1点を奪う。最後は地元・台湾出身の宋家豪投手が無失点で抑えて試合終了。
東北楽天とLamigoモンキーズの2連戦の初戦は、3対1で東北楽天が勝利した。打線では足立選手が唯一の適時打を放つなど気を吐き、投手陣は落ち着いた投球で試合を作った。
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