育成の川原が152キロ、ドラ1甲斐野が155キロでアピール
福岡ソフトバンクは27日、宮崎・アイビースタジアムで行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」で昨季のリーグ覇者・埼玉西武に完敗を喫した。先発の武田が3回途中9安打5失点と炎上。3-8で敗れ、今季の対外試合は2連敗となった。
武田は2回に4安打で3点を失い、3回には4連打で2失点。予定の3回を持たずに降板した。3番手の中田は5回に金子侑に一発を浴びるなど、こちらも3失点。だが、7回に投げた育成選手の川原が最速152キロ、9回にはドラフト1位甲斐野が155キロをマークし、ともに1イニングを無失点に封じた。
打っては、2回に甲斐が今季チーム初アーチとなる2ランを放ち、8回には真砂にもソロ本塁打が飛び出したものの、大量ビハインドは跳ね返せなかった。
埼玉西武は1番に入った金子侑が3安打1本塁打、7番の木村、9番のドラフト7位ルーキー佐藤も2安打を放つなど、レギュラー定着を狙う選手の活躍が目立った。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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