鷹の開幕投手・千賀は2回4安打2失点 習得目指すツーシーム&カットボール多く試す

Full-Count 福谷佑介

2019.2.26(火) 15:50

東北楽天との練習試合に登板した福岡ソフトバンク・千賀滉大※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
東北楽天との練習試合に登板した福岡ソフトバンク・千賀滉大※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

「真っ直ぐ、フォークだけにならないように考えている」

 2年連続の開幕投手に決まった福岡ソフトバンクの千賀滉大投手が26日、今季初の対外試合に登板した。宮崎・アイビースタジアムで行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」東北楽天戦で4番手として6回からマウンドに上がり、2回5安打2失点だった。

 1イニング目の6回。先頭の岩見を空振り三振に仕留めたが、続く山下の打球は自身のグラブを弾く内野安打に。後続にも中前安打、そして、またしても自らのグラブを弾く内野安打に自身の野選がからんで1失点。2イニング目となった7回にも2本の安打で1点を失った。

 この日は変化球の制球に苦しんだが、これは今季新たに習得を目指すツーシームやカットボール、普段は多く使わないカーブなどを多く試した影響から。150キロ台を連発し、最速154キロをマークしたファストボールの多くはツーシームだったことを降板後に明かした千賀は「真っ直ぐ、フォークだけにならないように考えている。どう広げていくかがポイントと思っている。真っ直ぐは綺麗に投げられている。あとのボールをどう操るか」とコメント。対外試合初登板は結果を求めるのではなく、試行錯誤の場としたようだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 福谷佑介

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE