前日24日から5球増…指揮官「今週はずっとティー打撃」
昨年10月初旬の右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受けた影響で今季は打者一本となるエンゼルス・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、米アリゾナ州テンピの球団施設で4日連続でティー打撃を行った。キャンプ地「ディアブロ・スタジアム」に隣接した屋内練習場でティー打撃を30球。素振りは15スイングだった。打撃リハビリ後は筋力トレーニングも行った。
22日から再開したティー打撃は前日から5球増。地道なリハビリが続いている。術後5か月近くが経過した。大谷の投球再開のメドについて問われたオースマス監督は「今の状態では明確な答えは出せない。なぜかというと投げる練習をすると打つ方に影響が出て、打つ練習をすると投げる練習に影響が出るからだ。週ごとに見ている。今週はずっとティー打撃を続ける」と慎重だった。
大谷は24日(同25日)のレッズとのオープン戦で今季初めて”ベンチ入り”。もちろん出場機会はなかったが、ベンチから充実した表情で戦況を見つめた。指揮官は「スプリングトレーニングの現場なので何かを学ぶというよりもチームメイトとの交流を大事にする方が大事」と話した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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