雨で登板流れるも…鷹158キロ育成左腕がA組昇格 倉野コーチ「明らかに力ある」

Full-Count 福谷佑介

2019.2.24(日) 16:18

福岡ソフトバンク・川原弘之※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
福岡ソフトバンク・川原弘之※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

20日のA組紅白戦では最速151キロをマークしていた

■福岡ソフトバンク – オリックス(オープン戦・24日・宮崎アイビー)

 福岡ソフトバンクの育成選手の川原弘之投手が宮崎キャンプ第6クール3日目の25日から主力の集うA組に昇格する。この日予定されていたオリックスとの練習試合は雨のため中止となったものの、その後、工藤公康監督や倉野信次1軍投手コーチが話し合い、昇格を決めた。

 今キャンプはB組スタートだった川原。B組でのシート打撃などでの好投が評価され、20日に行われたA組での紅白戦に抜擢された。この時にも最速151キロをマークして三者凡退に封じる好投を見せていた。

 この日中止となったオリックスとのオープン戦でも、左脇腹の張りを訴えて登板を回避した東浜巨に代わって1イニングを投げる予定だったが、雨で中止に。アピールのチャンスを失い「残念です」と語っていたが、そのあとに昇格の知らせが届いた。

 練習終了後には室内練習場で2、3軍のコーチ陣らに挨拶に回った川原。昇格を決めた倉野コーチは「上でもう1度見てみたいということ。シート打撃などを通して見て、明らかに1人力がある」と評価していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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