報道陣の取材に対応「医療スタッフの意見を取り入れたい。準備ができた時に」
エンゼルスのブラッド・オースマス監督が17日(日本時間18日)、報道陣の取材に対応。今週中にもティー打撃を再開する見通しを示した大谷翔平投手について、「可能だが、ここはメディカルスタッフの意見を取り入れたい。準備できたときに次のステップに進む」と慎重な見解を示した。
昨年10月初旬に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受け、今季は打者一本で臨む大谷はこの日の練習前に報道陣の取材に対応。今週中にもティー打撃を再開する見通しを明かしていた。ただ、二刀流選手のトミー・ジョン手術は前例がなく、これまでにオースマス監督は復帰時期について「5月頃が目標」との方針を見せていた。指揮官は「彼(大谷)は物凄い運動神経のある選手。他の選手と比べてもすごい運動神経だ。ただ、我々は彼が初めて試合に出たときの活躍に戻ってもらいたい。マウンドでも、打席でも、走塁でも」と、細心の注意を払っていくつもりだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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