今春初の対外試合で「チーム内でしっかり競争してほしい」
千葉ロッテの井口資仁監督が8日、CPBLのLamigoを迎えて9日から行われる練習試合2戦に向けて、「今年は作戦としてしっかりサインを出しながらやっていきたい」と方針を掲げた。
監督就任1年目の昨季は、選手の自主性と判断力を養うために「結構自由に打たせることもあった」というが、「今年はシートも含めていろいろサインで動かしている」と明かす。今キャンプ初の対外試合では「バント(のサイン)はないと思いますけど、エンドランとか進塁打は今年のチームの課題にしていきたい」と、1つ先の塁を積極的に狙っていく方針だ。
今年は2月1日に紅白戦を行い、1軍と2軍の振り分けを実施。その後もシート打撃などでより実戦に近い練習を行い、選手間の競争と意識を高めてきた。9日からの練習試合2戦でも「せっかくラミゴが来てくれるんで、チーム内でしっかり競争をしてほしいと思います」と、チーム内競争のさらなる活性化を期待した。
(佐藤直子 / Naoko Sato)
記事提供: