吉田輝がキャンプ初ブルペン 変化球交えて38球、快速球にファンどよめく

Full-Count 福谷佑介

2019.2.2(土) 11:20

ブルペンで投球練習を行った北海道日本ハム・吉田輝星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
ブルペンで投球練習を行った北海道日本ハム・吉田輝星※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

2軍キャンプにTVカメラ10台、約60人の報道陣が集結

 北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー吉田輝星投手が2日、今キャンプで初めてブルペンで投球練習を行った。沖縄・国頭村でのキャンプ2日目、昨夏の甲子園を沸かせた右腕がベールを脱いだ。ウォーミングアップ、キャッチボールを終えると、10時51分にブルペンへ。捕手の人数が足らなかった影響で7分間待ちぼうけを食らったが、その後、10時58分からボールを投げ始めた。

 注目のキャンプ初ブルペン。1軍本隊が米アリゾナ州でキャンプを行う中で、ハンディカメラも含めてテレビカメラ10台、約60人の報道陣が国頭村に集結。ブルペンの両サイドの観客席はファンで埋め尽くされた。5つあるマウンドの真ん中で吉田が投げる1球1球に多数の視線が注がれ、ブルペンは熱気に包まれた。

 まず捕手を立たせて10球を投じると、そこから捕手を座らせて38球。ストレートにカーブ、スライダーの変化球を交えた投球は徐々に熱がこもっていた。15球目には高めへの暴投になるなど、高めに抜けるボールが多く制球はイマイチ。それでも29球目にアウトコースに決まる威力あるストレートにはファンからもどよめきが起きていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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