通算286本塁打を誇るアップトンが大谷を絶賛
エンゼルスで主軸を担うジャスティン・アップトン外野手が改めて、メジャー1年目で二刀流を成功させ新人王を獲得した大谷翔平投手を絶賛している。
「MLBネットワーク」のラジオ番組に出演したアップトンは昨季、スプリングトレーニングで苦戦する大谷の様子を振り返り「彼は文化の違いに直面したことがなかったんだ。そこから時間が経つにつれて、彼は落ち着き始めてね。球場にいること、そしてプレーすることを彼は幸せに思っていたよ。うまくフィットしていたね」と称賛。
ただ、打撃面で結果が出ず米メディアから懐疑的な見方もあったがアップトンも「フィジカル面でいくつか変えなければいけないことがあった」と、それを感じていた様子。それでもすり足気味に打撃フォームを変え見事に対応した姿に「シーズン開幕時には順応してみせたからね。彼は爆発力があって、半端じゃないほど大きな打球を打つんだ。(その打球を生むために)レッグキックは必要ないと、彼は気づいたんだよ」と、成長スピードに驚いたという。
今季はオフにトミー・ジョン手術を受けた影響で打者1本に専念する大谷。昨季は打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁と長打に加え足でも相手に脅威を与えた。2年目のシーズンを迎える「打者・大谷」に「彼の力を僕たちは必要としているよ。皆彼のスピードのことを忘れちゃってるんだけど、彼は走塁がうまい。必要な時に盗塁もできるんだ。彼はラインナップの中心を担う、僕たちにとって重要な戦力だよ」と、メジャー通算286本塁打を誇るアップトンは早くもチームの中心選手と認めていた。
(Full-Count編集部)
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