「野球場での全てを楽しみ尽くす」。女性ファンによる野球の楽しみ方とは?

パ・リーグ インサイト

2016.7.6(水) 00:00

(C)PLM
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野球場というと、試合を観るだけの場所というイメージを持っている方も中にはいるのではないだろうか。しかし、実際は試合以外の時間にも楽しめるポイントが多く、各球団もさまざまな趣向を凝らして、ファンを楽しませようと精いっぱいの努力を積み重ねている。そこで、今回は球場での数時間を最大限楽しんでいる、ある野球女性ファンの球場での過ごし方について紹介する。

その女性ファンの球場への到着時間は試合開始の2時間前が基本。開門と同時に球場に入り、自由席の場合は席を確保した後においしいグルメを探しに行く。各球場には、多数の屋台やショップが出店しており、ご当地グルメや選手のプロデュースグルメなどが販売されている。おいしいグルメを堪能しながら野球観戦をするということが女性ファンにとってのプロ野球観戦の楽しみの大部分を占めているのであろう。

おいしいグルメを堪能した後は、席に戻って練習風景を見学。選手同士で話している姿を見て、場合によってはこの様子を撮影する女性ファンも多い。「キャッチボールの相手が変わった」、「この選手とあの選手はいつも話していて仲が良い」などと気付いたりするのも女性ファン特有であろう。緊迫した試合中には見ることのできない、リラックスした中での選手同士のやり取りや笑顔が見られるという点が女性ファンにとっての見たいポイントであり、現地観戦の楽しみの一つなのだ。

そして、試合が始まると同時に応援モードに突入。ユニホームを着用し、メガホンを持って応援歌を歌う。各球団それぞれ個性豊かな応援があり、球団公式サイトなどで紹介されているので予習していくと一層応援が楽しくなるに違いない。もちろん試合中にも、選手の動き観察は欠かさない。テレビ中継と違い、球場では全選手の動きが把握できる。打席に立っている選手、守備に就いている選手だけではなく、ベンチにいる選手や次打者の選手などあらゆるところにいる選手を常にチェックしている。

その他には、応援している選手がホームランを打ったら売り子さんからビールを買う、自分の席から離れてさまざまな角度からグラウンドを見るなど、観戦スタイルは人それぞれだ。

試合後は、応援するチームが勝てばヒーローインタビューを見たり、自分たちのユニホーム姿の写真を撮ったりするなど、試合が終わっても忙しいのが女性ファン。また、イベントがある日にはイベントに積極的に参加して、野球場での全てを楽しみ尽くす。

野球場には楽しめるポイントがたくさん存在し、試合前も、試合後も一日通して満喫することができるのだ。球場観戦からしばらく遠ざかっている方も、球場には行くが試合しか見ていないという方も、周りの人に迷惑を掛けない程度に、ぜひ自分なりの球場での楽しみ方を見つけてみてはいかがだろうか?

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