千葉ロッテドラ3小島は実戦登板で真価発揮? 「プロの打者と対戦しないと…」

Full-Count 岩国誠

2019.1.26(土) 21:13

ブルペン投球を行った千葉ロッテ・小島和哉※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)
ブルペン投球を行った千葉ロッテ・小島和哉※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)

26日は新人唯一のブルペン入り「ひっかけてしまうことが結構あった」

 26日、千葉ロッテの新人合同自主トレもいよいよ最終クールに突入。卒業式出席のため不在となったドラフト1位・藤原恭大外野手を除く新人8選手が、千葉ロッテ浦和球場でしっかり汗を流した。

 休み明けとなったこの日、新人で唯一ブルペン入りしたのがドラフト3位の小島和哉投手。「今日は控えめです」といいながらも、ストレートを中心に捕手を座らせて61球を投げ込んだ。

 11月から継続的に自主トレーニングを積んできたこともあって、仕上がりはいつもより早いという小島。この日のブルペンで意識したのは、まず「ストレートを強く投げること」。小島の初ブルペンでもボールを受けていた味園ブルペン捕手は「ストレートの質は自主トレ開始直後よりも良くなってきている。当初はカットしたりボールに弱さもあったが、今は結構強いボールがきている」と、この2週間での変化を感じとっている。

 そしてもう一つ。小島が意識していたことが「変化球をできるだけ低めに集めること」。これについて小島自身は「まだ、厳しいコースを狙いすぎると、ひっかけてしまうことが結構あった」と納得がいかない様子だが、「そこは今後も何回かブルペンに入って球数を投げていければ」と、キャンプインまでの限られた時間の中で仕上げていくつもりだ。

「自分は打者の反応を見ながら投げるタイプなので、どの球が通用するのか実際プロの打者と対戦してみないとわからない」としながらも「(ストレートが)150キロ出る投手ではないので、緩急を使いながら押さえていければ」と話す。この日は大学時代にあまり投げなかったカーブも多めに投じるなど、今できる準備は怠らない。

 初日の紅白戦を含めて、実戦登板でプロの打者と対峙するとき、ルーキー左腕は真の姿を見せつけ、1軍争いに食い込んでくるのだろうか。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

記事提供:Full-Count

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