千葉ロッテが11月10日(金)から12日(日)にかけてチャイニーズ・タイペイと対戦する台湾遠征試合を、パ・リーグTVがライブ配信を行うと発表した。今回この3連戦を日本国内で配信するのはパ・リーグTVのみとなり、日本国内独占配信になるという。
今回千葉ロッテが台湾で行うのは、「2017アジアプロ野球チャンピオンシップ~チャイニーズ・タイペイ強化試合」。11月16日(木)から東京ドームで行われる「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に出場するチャイニーズ・タイペイ代表の壮行試合として合計3試合が行われる予定で、パ・リーグTVではこの3試合すべてをライブ配信予定だ。
千葉ロッテと対戦するチャイニーズ・タイペイには、埼玉西武・呉念庭選手、巨人・陽岱鋼選手らがメンバーに選出。同じく代表に選出された千葉ロッテ・陳冠宇投手は、自らの所属チーム相手にマウンドに上がることになりそうだ。
台湾との千葉ロッテが台湾遠征を行うのは2014年以来2度目で、当時はLamigoモンキーズと計3試合を戦った。またLamigoも2016年・2017年と千葉ロッテが春季キャンプを行う石垣島に来日して2年続けて交流試合を実施。元々千葉ロッテは2010年から2013年にかけて球団OB・荘勝雄氏を派遣コーチとして現地へ派遣しており、また現在も台湾出身のチェン・グァンユウ投手が在籍。チェン投手の登板試合は現地FOXスポーツ台湾でも随時放映されているなど、千葉ロッテと台湾の結びつきは年々強くなっており、今年は代表チームとの対戦となる。
なお今回の遠征は千葉ロッテにとって井口資仁新監督の初采配という特別な意味合いを持つ。井口監督は「3試合すべて勝つつもりでゲームプランを立てていくつもりですし、選手にも勝利を目標に貪欲にプレーをしてアピールをしてもらいたいと思っています。今のマリーンズはすべてが競争ですのでこの3試合で、そういう姿勢を見せていければと思っています」と、自身だけでなく、選手たちの奮起も促す。一方、Lamigo監督であり、今回チャイニーズ・タイペイ代表監督を務める洪一中監督も「アジアプロ野球チャンピオンシップを目前に控えた重要な3試合となり、また井口資仁監督との初対決になりますので、日本のみなさんにも是非ご覧いただきたいと思います」と意気込みを語っている。
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