東北楽天ドラ1位辰己に平石監督は目尻下げる「走る姿や投げる姿はイメージ通り」

Full-Count 高橋昌江

2019.1.9(水) 22:39

東北楽天の新人合同自主トレに臨んだドラフト1位の辰己涼介※写真提供:Full-Count(写真:高橋昌江)
東北楽天の新人合同自主トレに臨んだドラフト1位の辰己涼介※写真提供:Full-Count(写真:高橋昌江)

新人合同自主トレがスタート「みんないい動きをしていた」

 東北楽天の新人合同自主トレが9日、東北楽天生命パークの室内練習場で始まった。平石洋介監督やコーチ陣、スカウトなどが見守る中、ドラフト1位の辰己涼介外野手ら10選手が汗を流した。

 元気な掛け声を出しながらのランニング、ウォーミングアップで体をほぐしたルーキーたちはキャッチボール、ノック、マシン打撃、トレーニングと順調にメニューを消化していった。約4時間の充実した練習に辰己は「学生の頃よりも短時間で多くの汗をかいている。しっかりプロとしてきつい練習ができているなと思います」と振り返った。

 平石監督ら多くの視線を浴びての練習に、ドラフト2位の太田光捕手は「こういう緊張した雰囲気でやることがなかったので、いい緊張感を持ってできた。早くこの雰囲気に慣れて、しっかりとレベルアップしていきたいと思います」と話した。

 視察した平石監督は「ものすごく楽しみ。みんないい動きをしていたと思います」と目尻を下げ、ドラフト1位の辰己については「走る姿や投げる姿はイメージ通り。いいものがあるなと思いました」と印象を語った。キャンプ、シーズンに向けてプロとして第一歩を踏み出した10人のルーキーたち。気持ちも逸るところだが、指揮官は「ルーキーにとってプロはまだ想像の世界。いい姿を見せようとしないで、自分が今までやってきたことがどこまでプロで通用するか、思い切ってやってほしい」と無理なアピールはせず、自力を試すことを求める。スカウトが自信を持って指名した選手たちだけに「まずはやってきたことを思いっきり出すこと」と等身大でプロを体感することが大切だと語った。

 2月1日のキャンプインに向け、東北楽天の新人合同自主トレは休養日を挟みながら、28日まで行われる。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

記事提供:Full-Count

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