東京ヤクルトから北海道日本ハムにトレード移籍した谷内が自主トレ公開
東京ヤクルトから北海道日本ハムにトレード移籍した谷内亮太内野手が7日、千葉・鎌ヶ谷で自主トレを公開した。国学院大と東京ヤクルトで1学年後輩だった杉浦稔大投手に案内係を依頼し、秋吉亮投手と3人でランニングとキャッチボールを行った後、一人でマシンを打ち込んだ。
トレード発表から約1か月。これまであまりなかった実感が一気に湧いた。「緊張もありますし、分からないことへの不安もあります。これまで自主トレを公開したこともなかったですし、やることが変わるんだなと実感しています」と大勢の報道陣に囲まれて戸惑いながらも笑みを浮かべた。
新天地に懸ける思いは強い。「チームが勝つために必要な一員にならないといけない。主力になることが一番。調整ではなく、成長できるようにこの1、2か月で実力を上げていきたいです」と表情を引き締めた。
入団会見の際、栗山英樹監督からは守備面で期待を寄せられた。「勝負できる技術を身につけなきゃいけない。守備で期待に応える実力をつけて、バッティングでもアピールして、その延長がレギュラー。一つ一つやっていきたいです」とレギュラー奪取を目指す。
9日からは例年通り、愛媛での合同自主トレに参加する。北海道日本ハムからは清水優心捕手も参加予定で「会った時にいろいろ聞きたい」と話す。新しい環境に一日も早く慣れ、新天地で輝く。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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