埼玉西武ドラ1松本、入寮に持ち込んだ2つの宝物 「嬉しさ、気持ちを忘れないように」

Full-Count 岩国誠

2019.1.7(月) 18:29

「若獅子寮」に入寮した埼玉西武のドラフト1位ルーキー・松本航※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)
「若獅子寮」に入寮した埼玉西武のドラフト1位ルーキー・松本航※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)

指名挨拶の時に辻監督からもらったサイン色紙、リーグ戦30勝を飾ったボールを持参

 埼玉西武のドラフト1位・松本航投手が選手寮「若獅子寮」に入寮した。即戦力として期待のかかる右腕は「正式にチームの一員になったと感じていて嬉しく思っています」と、現在の心境を語った。

 正月は、実家に戻っていたという松本。「久しぶりに家族や親類と会って、楽しい時間を過ごせましたし、新たな気持ちで頑張ろうという心境になりました」と、リフレッシュしてこの日を迎えた。

 実家でも体を動かしていたが「雪が足首くらいまで積もっていた。その中で長靴を履いて30分ほどランニングをした。足が重くなるのでいいトレーニングになると思った」と、雪中ランニングをしていたことを明かし「吉田(輝星)くん、すごいな」と、長靴ランニングで紙面を飾っていた北海道日本ハムのドラフト1位ルーキーのトレーニングに関心していた。

 そんなドラ1右腕が入寮時にこだわって持ち込んだものは2つ。「指名を受けた時の嬉しさを忘れないように」と、指名挨拶の時に辻監督からもらったサイン色紙。そして、「大学生活で頑張った野球に対する気持ちを忘れないように」大学時代のリーグ戦30勝を飾ったボール。特に30勝のボールには「(自分に)30勝を達成させようという、チームみんなの思いを感じての30勝だった」と、仲間への感謝の思いも込められている。

「合同自主トレを見て、体ができていればA班」と、辻監督も入団会見後に話していたが「即戦力として期待されていると思うので、チームの力になれるように頑張っていきたい」と自覚は十分。新人合同練習は1月9日からスタート。新たな仲間とともに、プロの世界に歩み出す。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

記事提供:Full-Count

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