球界を代表するヒットメーカー・秋山選手が慣れない軟式球に苦戦する場面も…
埼玉西武の秋山選手が24日、故郷・神奈川県横須賀市で「野球交流会」と銘打った小学生向けの野球教室に参加した。このイベントには陸上競技で日本代表にも選ばれた森拓朗氏や高張広海氏ら横須賀ゆかりのアスリートも登場。ウォーミングアップではトップアスリート直伝のランニングフォームの実演なども行われ、その後は秋山選手による野球指導が行われた。
2015年には日本新記録となる年間216安打を放ち、3度の最多安打、5度のゴールデングラブ賞獲得を誇るトップ選手の教えに、子どもたちも目を輝かせて参加。
指導終了後に行われた子どもたちと秋山選手の1打席勝負では、秋山選手が普段は打つことのない軟式球の打撃に苦戦。内野ゴロやポップフライ、さらには空振りをしてしまう場面も見られた。そして恒例!? 同じ横須賀出身の小泉進次郎・衆議院議員がマウンドに上がり、4年連続となる対決が行われた。
この勝負、直近2年は小泉議員の勝利。議員宿舎の駐車場でキャッチボールを行い、この日に備えた小泉議員だが、第1打席は強い冬風にコントロールがおぼつかず四球。仕切り直しで迎えた第2打席はショートフライに打ち取られ、秋山選手も表情が曇る。だが、第3打席では小泉“投手”のやや沈む球を見事に打ち返し、ライト後方へのホームラン。集まった横須賀の野球少年たちを大いにわかせた。
イベント後、秋山選手は「『軟式球つぶれちゃいますよね』という捕手(の少年)のアドバイスが進次郎さんとの対決に活きましたね」と報道陣を笑わせた。一方、小泉議員も「完璧だったね!」と笑顔。秋山選手には「(来シーズンも)今日の子供たちのように、楽しそうにやってほしい」とエールを贈った。
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