工藤監督「スタートダッシュでリーグVを奪い返す」
福岡ソフトバンクは21日、2019年シーズンのスローガンが「奪sh!(ダッシュ!)」に決定し、発表会見に出席した工藤公康監督がスローガンに込めた熱い思いを語った。
もう一度リーグの頂点を奪い返すという思いの「奪」に、球団ロゴの「sh」を組み合わされた「奪sh!(ダッシュ!)」。ロゴの見た目や読み方も含めて、チームが一丸となってリーグ奪首に挑む姿勢が表現されたスローガンとなっている。
工藤公康監督は発表会見で、スローガンに込めた思いをこう語った。
「リーグ優勝を逃して僕自身も選手たちも悔しい思いをした。絶対にリーグ優勝を奪い返して日本一になるんだという思いを込めて決定しました。常に強くなくてはならない、常に上を向いていなければならないという意味で、上を向いた鷹の目を入れました。また、常に次の塁を奪うという、盗塁・走塁の面でも『ダッシュ!』という言葉はぴったりだと思います」
福岡ソフトバンクは毎年ユニークなスローガンを展開してきたが、ここ数年は他球団も追随して個性的なスローガンを掲げてきている。その中で、改めてチームがシーズンで目指すべき指針を明確に表すとともに、一目でホークスとわかるスローガンを掲げる点は、改めて福岡ソフトバンクの手腕を感じさせる。
【過去10年の福岡ソフトバンクのスローガン】
2010年 今年はやらんといかんばい!
2011年 「ダ」
2012年 ブイブイ
2013年 超!
2014年 俺がやる。
2015年 熱男
2016年 熱男2016
2017年 1ダホー!
2018年 もう1頂!
2019年 奪sh!(ダッシュ)
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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