「王者だね、やっぱり。誰もが焦らずプレーする」宮本和知氏が称賛するソフトバンクの強さ

スポーツ報知

10回1死、左翼へサヨナラ本塁打を放った正木(カメラ・朝田 秀司)

◆SMBC日本シリーズ2026第3戦 ソフトバンク2X―1DeNA=延長10回=(27日・みずほPayPay)

 王者だね、やっぱりソフトバンクは。東に7回まで0点に抑えられた。そのうち4回、先頭打者を出塁させながら、なんと5併殺。東が多彩な変化球を、素晴らしい制球力で、シフトを取ったところに打たせるように投げきった能力のたまものだったけれど、たとえば周東がバントの構えをするような、揺さぶりなど一切なかった。

 どれだけ追い込まれてもドーンと構えて、自分たちの形を崩さない。それが日本シリーズであっても、シーズン同様に戦い、無理に細かい野球などしない。誰もが焦らずプレーする。その結果が9回の栗原の二塁打や、2死からの牧原大の同点タイムリーになり、10回には長打力があり今や日本一の1番打者と言ってもいい正木のサヨナラ弾と、打つべき人が答えを出す。4軍制を取り、ドラフトでも育成を含め24人もの指名をする球団のすごさだと改めて痛感したね。

 3戦連続の延長戦になるなど、DeNAはいい戦いをしている。東の好投で、勝てば2年前の再現もあるかと、一瞬、夢を見る展開にも見えたけれど、DeNAが頑張れば頑張るほど、王者の強さが引き立つように思えてしまうね。(スポーツ報知評論家・宮本 和知)

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