
日本ハムの北山亘基投手(27)が、シーズン中はできない「抱っこ」で、来季へ向けての力に変えていく。26日、エスコンで行われている秋季練習に初参加。トレーニングはしなかったが、スタッフやチームメートと談笑するなどし、穏やかな時間を過ごした。
15日のCS最終S終了後は「家族とゆっくり過ごしてました」。25年オフからはWBCなどもあったため「2年間ノンストップだったので」と休む間もなかった。今季、パ・リーグの最多勝と最多勝率の2冠に輝いた右腕は「10月は1回オフにして。12月から本格的にスタートするので。そこでちゃんと良いスタート切れるような準備をこれからしていきたい」。引き続いての活躍へ、充電期間に充てている。
その中での楽しみが、昨年12月に生まれた子供(性別非公表)との触れ合い。CS後は外泊もするなどし「やっと日常を味わえたというか。ちょっと気を楽に過ごす時間がとれたので良かった」とほほ笑む。特に充実の時となっているのが子供の抱っこ。「シーズン中は腕が張ったり背中が張るとピッチングに影響が出るので出来ない。この間はもう、24時間くらい抱っこ状態。僕もやりたかったので、そもそも。ちょっと寂しい気持ちもありつつ、我慢していた部分はあったので。めちゃくちゃだっこしてます、子供を」。
つかまり立ちもし出した我が子との時間は、同時に自身への決意にもつながっている。「かわいいですよ。にこにこした顔を見るだけで癒やされますよ」。そう笑いつつ「本当に今くらいしかできないんで。いまはよくある家族の幸せな時間をすごいかみ締めて過ごしている。シーズン始まったら僕はしんどいですけど、家族はずっと笑っていられるように、活躍したい。そのためにオフもしっかりトレーニングを頑張りたいなと。その前の英気を養う時間にしています」。心身ともリフレッシュした時を経て、北山が更に向上するための態勢を整えていく。