【オリックス】寺西成騎、小中高の大先輩・松井新監督との“再会”へ「1軍にいられるように頑張らないと」

スポーツ報知

憧れの松井新監督との再会に向け、さらなる飛躍を誓う寺西成騎

 オリックス・寺西成騎投手(24)が24日、巨人・松井秀喜新監督(52)の誕生を喜んだ。同じ石川県出身で、能美市立浜小、能美市立根上中、星稜高で大先輩にあたるのが松井新監督。初対面した小学生の頃に憧れ、今も尊敬してやまないレジェンドだ。プロ野球選手として「再会」できるチャンス。3年目を迎える来季の1軍定着を果たし、胸を張って自己紹介するつもりだ。

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 オリックス・寺西が目をキラキラと輝かせた。「すごいな、って思います。松井さんにお会いできれば、真っ先にごあいさつをさせていただきたいぐらいの気持ちですね」。23日に発表された巨人・松井秀喜新監督の就任。記憶をたどると、思わず笑みがこぼれた。

 同じ石川県生まれで、小、中、高校と松井新監督「直系」の後輩。小学時代には学童野球大会「松井秀喜杯」を制した。優勝チームの特権は、表彰式で大スターと握手ができること。「近くで見ると、本当に『大きな人』という感じでした」と憧れるようになった。

 星陵高の恩師・林和成監督は松井新監督の1学年下で、三遊間を組んで92年のセンバツにも出場。自身が1年夏に甲子園出場を果たすと、林監督を通じてメッセージが届いた。「同じ地元の子に、もっと頑張らせなさい」。間接的にでも、寺西という存在を知ってくれた喜び。日体大でさらに飛躍し、プロの注目を集めるようになった。

 新人だった昨年に2勝を挙げ、プロ初勝利は6月13日の巨人戦(京セラD)だった。今季は27試合(先発6度)で4勝9ホールドを記録。最速は158キロまで伸びた。「松井さんを生で見たいです。そのためにも、僕が1軍にいられるように頑張らないといけない」。セ・パでリーグが違うため、オープン戦や交流戦が「再会」のチャンス。さらに頑張る理由ができた。

 宮崎で行われているフェニックス・リーグでは3試合に登板し、最長で5イニングを消化。「先発、リリーフのどちらでもいけるように。事前の準備や1球の怖さ、大切さを学んだので、この経験を生かさないといけない」と3年目の来季を見据えた。「やっぱり、対戦できたときに実感がわくのかな…」と「松井さん」を意識した剛腕。みっちりと鍛錬を積み、夢を実現させる。(長田 亨)

 ◆寺西 成騎(てらにし・なるき)2002年10月18日、石川・能美市生まれ。24歳。浜小3年時に根上学童野球クラブで野球を始め、根上中3年の17年秋にU―15侍ジャパン選出。星稜2年時の19年夏、1学年上のヤクルト・奥川らと全国準優勝を経験。日体大を経て24年ドラフト2位でオリックス入り。25年6月13日の巨人戦(京セラD)でパの新人最速でプロ初勝利。186センチ、85キロ。推定年俸1400万円。

 ◆星稜高校出身の主なプロ野球選手 松井秀喜(巨人など=92年度卒)のほか、小松辰雄(中日=77年度卒)、村松有人(ソフトバンク=90年度卒)、山本省吾(近鉄など=00年度卒)、島内宏明(楽天=07年度卒)ら。現役選手にヤクルト・奥川恭伸(19年度卒)、内山壮真(20年度卒)、巨人・山瀬慎之助(19年度卒)らがいる。

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