ロッテ・上田希由翔「シーズンまだ1年間戦えていない」、「戦力となれるようなバッティングを」〜10月23日のZOZOマリン秋季練習〜

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ロングティーを行うロッテ・上田希由翔(撮影=岩下雄太)
ロングティーを行うロッテ・上田希由翔(撮影=岩下雄太)

 ロッテの秋季練習が23日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 上田希由翔は今季昨季と同じ66試合に出場して、打率.243、8本塁打、16打点の成績だったが、OPSは昨年の.610から.724に上昇。6月10日に昇格して以降は、打率.267、6本塁打、14打点だった。最終盤となった10月3日のソフトバンク戦、0-1の8回無死走者なしの第3打席、松本晴が2ストライクから投じた4球目の133キロチェンジアップをライトへ第8号ソロを放つなど、課題だった左投手からも本塁打を放った。

 「左ピッチャーの時にスタートで出られていなかったので、そこはなんとか次に繋げるためにも集中して試合に入っていました」と振り返る。

 9月はスタメン出場の機会が減った時期もあったが、シーズン最終盤スタメン出場のチャンスをもらった9月29日の楽天戦で2安打、10月1日の日本ハム戦で2安打、4日の楽天戦と5日の西武戦で2安打と、結果を残したことに価値がある。

 上田本人も「本当に後半、試合数も見えてきて集中してやっていかないといけないなと思っていた。そこは本当に結果のことを考えずに自分のやるべきことをやって試合に臨んでいたので、それがいい方向になったのかなと思います」と手応えを掴む。

 昨季の秋から“苦手な球種の対応”、“確実性を上げながら長打を求めていく”ことを課題に取り組んできたが、この秋もこれまで取り組んできたことを継続して取り組み、さらにブラッシュアップしていく形になるのだろうかーー。

 「似たような課題は昨年に引き続き出ているのでそこは潰していきたいと思いますし、本当にシーズンまだ1年間戦えていない。戦力となれるようなバッティングをレベルアップしてやっていけたらなと思います」

 11月8日〜12月21日にかけてオーストラリアのウインターリーグに参加する。ウインターリーグでは、課題を潰していく形になるのだろうかーー。

 「出塁率が低かったり、追い込まれてからの対応が弱かった。追い込まれてから自分はどういう対応をしたら良いのかなというのを見つけたいですし、ホームランもどういう場面で狙っていけるのか、貴重な機会だと思うのでそういったことを考えながらやれたらなと思います」

 守備ではシーズン最終盤、サードやファーストではなく、セカンドでも出場した。「守備は実際どこ守るか言われていないので、来年に向けても色んなポジションを守れた方がいいと思いますし、実戦を積めるので、セカンドでもサードでもファーストでもしっかりできたらなと思います」

 セカンドの守備では、4月4日のオイシックス戦、5-2の8回二死走者なしで比嘉天佑が放った二ゴロを逆シングルでキャッチし一塁へジャンピングスローでアウトにすれば、10月1日の日本ハム戦、1-3の9回一死走者なしで山縣が放ったセンターへ抜けそうな打球をジャンピングキャッチを披露した。

 「まだ捕れるべきアウトをしっかり捕ることしか考えられていない。その次の段階、速さを求めたり、強さを求めたり、カバーリング、サインプレー、まだまだ本当にあるので、そういうところを次はレベルアップとして考えてやっていけたらなと思います」

 打撃面では来季に向けてかなり期待の持てる形でシーズンを終えた。この秋は打撃練習もそうだが、守備練習でセカンドを守ることも多く、どこのポジションで出られるように準備していく。

取材・文=岩下雄太

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