
◆2026年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(22日)
楽天はドラフト1位で青学大・渡部海を指名し、中日との競合の末、見事に引き当てた石井一久GMは、笑顔で喜びを語った。
「とりあえず、ほっとしました。人生2番目に緊張しました」
左手でクジを引き「最初から『これだ』と思いました。素晴らしい捕手なので、外苑東(通り)はちょっと混んでると思うんで、外苑西(通り)を246を左折して、青山学院正門通りに急いでいきます」とさっそく、青学大への道順を口にしてあいさつに出向く意向を示した。
「ご縁があったんで、しっかりとチームとしても一流の選手になってもらいたいと思います。ぜひ一緒に頑張りましょう。多分20分ぐらいで行けるんで、よろしくお願いします」と笑みを浮かべた。
近年の1位選手では荘司のほか、辰己、早川、宗山らが主力に成長している。
今季は5月以降に急失速し、最下位。シーズン途中に吉井監督が新たに就任し、立て直しを目指している。
打撃陣は得点力不足に苦しんだが、明るい材料は多い。宗山、中島、YG安田らがそれぞれ後半戦に活躍。主砲のマッカスカーの残留も決定的で、来季のさらなる上積みに期待がかかる。
捕手は主戦の太田が今季FA権を取得しており、去就が不透明。強打のYG安田は一塁での起用が多くなっており、捕手陣の層は厚いとは言えない状況となっている。
投手陣に目を向けると楽しみな存在が多い。開幕投手を務めた荘司は最終盤に成長を示し、自己最多の9勝をマーク。最多奪三振のタイトルを獲得している。古謝や伊藤樹ら能力の高い若手先発も控える。エースの早川、ベテランの前田健、岸らは安定感があり、心強い存在だ。救援陣では守護神の藤平に加えて、泰やルーキーの九谷らも台頭。選手層を厚くできれば、投手王国となりうる可能性も秘める。
昨年は1位で藤原、2位で伊藤樹の右腕を獲得。シーズン最終盤に期待を抱かせる好内容を残した。ドラフトで戦力を底上げし、来季は上位進出を果たす。
◆楽天の過去10年のドラフト1位
16年 藤平 尚真(横浜)投
17年 ×清宮幸太郎(早実)内
×村上 宗隆(九州学院)捕
近藤 弘樹(岡山商科大)投
18年 ×藤原 恭大(大阪桐蔭)外
〇辰己 涼介(立命大)外
19年 ×佐々木朗希(大船渡)投
小深田大翔(大阪ガス)内
20年 〇早川 隆久(早大)投
21年 吉野 創士(昌平)外
22年 〇荘司 康誠(立大)投
23年 ×常広羽也斗(青学大)投
×前田 悠伍(大阪桐蔭)投
古謝 樹(桐蔭横浜大)投
24年 〇宗山 塁(明大)内
25年 藤原 聡大(花園大)投
(○は交渉権獲得、×は抽選で外れ)