
◆2026年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(22日)
山梨学院の二刀流・菰田陽生(こもだ・はるき)投手(17)が日本ハムにドラフト1位で指名された。注目されたが一本釣りで交渉権が確定した。
山梨・甲府市内の同校で運命の瞬間を迎えた菰田は「まず、日本ハムファイターズに1巡目で選択して頂いてうれしい気持ちでいっぱいです。日本ハムファイターズに行きたい気持ちもあった中で呼んでいただいた中でうれしさ、感動もあります」とコメントした。
会見場には、テレビカメラ約15台、報道陣50社100人以上が集結。野球部員約50人、両親らも会見場に駆け付けた。
新たな二刀流男が、大きな第一歩を踏んだ。投手としては最速152キロ、打者としては高校通算39本塁打。身長は195センチで、体重は103キロとスケール抜群で、将来への期待は無限大だ。
甲子園にも2年春から3年春まで3季連続で出場。投げては2年夏に4試合に先発してチームの準決勝進出に貢献し、打っては3年春に左翼席へ弾丸ライナーで痛烈なホームランを放った。3年春の甲子園では、一塁の守備で走者と接触して左手首を骨折。それでも夏の山梨大会で復帰し、マウンドに上がって、本塁打も放つなど、二刀流で存在感を示した。甲子園には届かなかず、「甲子園に戻りたいという気持ちが大きかった。それで負けたので、エースとしても主将としても本当にだらしない」と涙を流したが、スカウト陣の評価が下がることはなかった。
今年1月には「個人としては今年ドラフトもあるんですけど、まずはそこで一番高い順位、できるだけ高い順位で呼んでいただいて、そこからプロになって活躍する」と宣言し、早い段階から進路をプロ1本に絞ってきた。9月の高校日本代表入りを逃すなど悔しさも味わったが、投打の二刀流にこだわり、練習を続けていた。
山梨学院の吉田正校長は「学校として名誉。大谷翔平選手のような立派な選手になって欲しい。大谷2世ではなく。菰田1世として素質を育てて頂きたい」と期待を寄せた。
◆菰田 陽生(こもだ・はるき) 2008年12月21日、千葉・御宿町生まれ。17歳。御宿小1年の時に御宿少年野球クラブで野球を始め、御宿中時代は千葉西シニアでプレーし、3年時にジャイアンツカップ出場。山梨学院では1年春の関東大会でベンチ入り。甲子園は3度出場した。195センチ、103キロ。右投右打。目標の選手は大谷翔平(ドジャース)。