
西武・西口文也監督(54)が16日、本拠地・ベルーナドームを訪れ、今オフのメジャー挑戦の意向が報道されている高橋光成投手(29)、平良海馬投手(26)に対し、「選手の権利だし、そこは尊重する。残ってほしいなというのは本音ですよ」と複雑な心境を明かした。
高橋光はプロ12年目の今季、22試合に先発して9勝4敗、防御率2・54。平良は先発に再転向して迎えたプロ9年目の今季、23試合に登板して12勝5敗、防御率1・36。自身初の最優秀防御率のタイトルも獲得した。高橋光はシーズン中に海外FA権を取得しているが、平良はメジャー挑戦となればポスティングシステムの利用となる。
チームでは昨オフにもエース格だった今井達也投手が同制度を利用してメジャーに挑戦しており、実現すれば2年連続の“流出”。2投手は今季、合わせて284回1/3を投げており、ダブル移籍となった場合「その穴埋めはなかなかできないんじゃないですか。うちの投手力が大きく変わる。もちろん残ってほしい。あれだけの戦力なので、2人いなくなったら大変。かわる選手はいないんでね」と頭を悩ませている。
今オフ、米大リーグでは現行の労使協定が12月1日に失効し、その後はロックアウトに突入することが予想される。場合によっては交渉がまとまらず、移籍か残留かが定まらないまま新年を迎える可能性もあるが、「こちらは静観するしかない。まずはいないものとして考えて、残ってくれたら言うことはない…残ってほしいよ」と指揮官。今後の動向に注目が集まる。