
ソフトバンク・前田悠伍投手が12日、自身初のクライマックスシリーズ(CS)登板に向けて泰然自若の姿勢を強調した。この日は、みずほペイペイで投手練習に参加。CS最終ステージ(14日開幕)の相手は日本ハムに決まったが、試合終了前に取材に応じた左腕は「(レギュラーシーズンから変えることは)ないですね。ただ全力でいくだけ」と冷静な口調で話した。
3年目の今季は12勝1敗、防御率2.10と飛躍を遂げ、パ・リーグ3連覇に大きく貢献した。開幕から無傷の12連勝は、球団で05年に15連勝した斉藤和巳以来だった。CSでは、16日の第3戦の先発が見込まれる。高卒3年目以内の投手がポストシーズンで白星を挙げれば、球団で14年の日本シリーズ第2戦の武田翔太以来、CSでは初。「自分にとっても初めて。歓声だったりも大きくなると思うので、そこを楽しみながらやりたい」と登板を心待ちにした。
大阪桐蔭時代にも、甲子園という大舞台は経験してきた。CSに向けて「(心境は)特に変わりはないです。ただ自分の調整をしているという感じ」と冷静そのもの。今季の日本ハム戦は3試合に先発し、1勝0敗ながら防御率4・20だった。第1ステージで逆転突破を決めて勢いに乗る相手を封じ、チームを3年連続の日本シリーズ進出へと導く。