
楽天の辛島航投手が3日、宮城・仙台市内で引退会見を行った。冒頭のあいさつに「今シーズン限りで引退することになりました。18年間ありがとうございました。今はやりきったという気持ちです」と語った。
辛島は福岡・飯塚高から08年ドラフト6位で入団し、楽天ひと筋18年。緩急を駆使した投球で主に先発としてチームを支え続けてきた。12年にプロ初勝利をマーク。13年には球団初のリーグ優勝&日本一を経験した。19年には自己最多の9勝を挙げた。球団の最後の生え抜き日本一メンバーでもあった。
昨季は1軍で2登板に終わり、昨年10月に左肘を手術。復活を期した今季は患部の状態が上がり切らない時期もあったが、「何とかチームの力になれるように」とリハビリを乗り越えてマウンドに戻った。ファーム・リーグで9試合に登板し、3勝1敗、防御率3・62。通算210登板で56勝74敗、防御率4・01。
同日のオリックス戦(楽天モバイル最強パーク宮城)に先発し、打者1人に投げる予定。同戦の試合後には引退セレモニーが行われる。
◆辛島 航(からしま・わたる)1990年10月18日、福岡県生まれ。35歳。飯塚高では3年夏にエースとして、同校初の甲子園出場に導く。2008年ドラフト6位で楽天入り。新人だった09年にプロ初登板。19年に自己最多の9勝をマーク。通算210登板で56勝74敗、防御率4・01。173センチ、72キロ。左投左打。