ソフトバンクのドラ2・稲川竜汰とドラ3・鈴木豪太、過ごす場所は違うけど「なんか、いいな」と思える距離感

スポーツ報知

稲川竜汰(左) 鈴木豪太

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 社会人3年目。以前よりも、同期のありがたみを実感している。今季からソフトバンク担当になり、右も左も分からない日々。気をつける部分を聞くなど助けてもらいながら、負けないように頑張ろうと思える部分もある。大切な存在だ。

 その点、誠に勝手ながら担当1年目で入団してきた25年ドラフト組への思いも自然と強くなっている。ドラ5・高橋と育成ドラフト5位・鈴木貴は、記者と同じ2001年生まれ。育成6位・長崎は中学時代の野球チームが同じなど共通点がある選手もおり、心から活躍を願っている。

 そんな中、新人で開幕1軍だったのがドラ2・稲川とドラ3・鈴木豪だ。鈴木豪は主に中継ぎとして1軍に定着した一方、稲川は4月1日の楽天戦(楽天モバイル)で登板して以降は1軍登板がない。2人の明暗が分かれたようにも見えるが、そんなことは関係なし。記者から見る距離感は「なんか、いいな」のままだ。

 鈴木豪が1軍帯同先から福岡・筑後の「若鷹寮」に帰る度にサウナで語り合い、部屋も行き来する。投球動作を調整していた稲川が「最近はネットスローをしてる」と近況を話せば、鈴木豪が「キャッチボールしにいく?」と誘い出して室内練習場で約1時間、ボールを投げ合うこともあったという。

 稲川は7月に「左膝外側半月板形成術」を受けてリハビリ組に合流。鈴木豪は優勝がかかるシーズン終盤を1軍で迎えている。日々を過ごす場所は違うが同じ大卒で、それぞれの場所で戦っているからこそ分かり合う部分も多くあるのだと思う。同期入団2人のリレーで、白星をもたらす―。そんな試合が見てみたい。(ソフトバンク担当・森口 登生)

 ◆森口 登生(もりぐち・とうい 2024年入社。昨年はサッカー担当。マイブームはサウナ。

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