
◆パ・リーグ ロッテ4×―3日本ハム(21日・ZOZOマリン)=延長10回=
ロッテは3点差をひっくり返し、今季4度目のサヨナラ勝ちを飾った。延長10回に山口航輝外野手が決めた。2連勝を飾ったサブロー監督は「前半は(先発の)田中晴也のテンポが悪くて、ちょっと野手に迷惑かけたと思うんですけど、途中からまあ良くなって、野手にリズムが出てきたっていうところで、(9回無死満塁の好機は)決めきれずモヤモヤしてたんですけど、最後に山口が決めてくれてスッキリしました」と振り返った。
3点を追う4回。反撃ののろしを上げたのは山口の一発だった。2死からこれまで打線が完璧に抑えられていた北山のカットボールをジャストミート。打球はぐんぐん伸びて、あっという間に左翼席へ飛び込んだ。この一打でチームのムードも一変。「うちのチームだけではないとは思うんですけど、中盤ぐらいまでノーヒットで行くと、みんなちょっとザワザワするんですけど。そういう面でも山口の一発は大きかったし、まあ1本目のヒットっていうところでね、安心感も出たと思う」と効果的な一発をたたえた。
2018、19年に井上晴哉がマークした球団右打者最多本塁打24発にもリーチとなった。
7回先頭の佐藤は右越えソロで1点差に詰め寄ると、8回には西川の中前適時打で同点とした。
3―3となった9回先頭の寺地が右中間二塁打でチャンスメイク。小川が申告敬遠、ソトが四球で無死満塁とした。続く安田が二ゴロ併殺で2死二、三塁となり、最後は茶谷が遊ゴロに倒れた。
延長10回には鈴木が3人を完璧に抑えて勝利への機運を高めると、その裏の攻撃で先頭の藤原が右前打、西川が四球を選んで無死一、二塁から山口が劇打を放ち、熱戦に終止符を打った。指揮官は「鈴木昭汰もね、きっちり丁寧に、丁寧に投げてくれたんで。ある程度きっちり3人で終われたから、藤原のヒットが生まれたのかなと思います」と6勝目を挙げた左腕の快投にも拍手を送った。