
◆パ・リーグ 日本ハム5-5ソフトバンク=延長12回=(20日・エスコンフィールド)
負けない左腕の強運がバットに乗り移った。ソフトバンクは4点を追う8回無死満塁、栗原が同点の33号グランドスラム。「(前田)悠伍も頑張っていたので負けを消すホームランになって良かった」と、確信歩きの一振りで試合を振り出しに戻した。
チームのマジックを減らす価値ある引き分け。5回3失点で降板した先発・前田悠は黒星が消え、開幕からの無傷の10連勝も継続となった。「悠伍って何かあるよね。完敗のゲームからの引き分け」と、小久保監督も4時間34分の総力戦の疲れを感じさせないほど上機嫌だった。
栗原は24年のキャリアハイの打点87を更新する90打点目。近藤の89も一気に上回り、「ベンチで『俺抜かれた~』って言っていました。だから良かったです」とニヤリ。これで本塁打と打点で両リーグトップ。「もっともっと(打点を)取っていきたい」と貪欲に2冠を目指す。(島尾 浩一郎)