
◆パ・リーグ オリックス―楽天(6日・京セラドーム大阪)
オリックスは試合前、京セラドーム大阪の3番ゲートにて「令和8年熊本地震 被災地支援の募金活動」を実施した。同県八代市出身の小田裕也育成コーチが、比嘉幹貴投手コーチ、安達了一内野守備・走塁コーチとともに参加。甚大な被害を受けた故郷への支援を呼び掛け、協力してくれたファンには「ありがとうございます」と、ハイタッチとともに感謝を伝えた。
現役時代は外野守備、走塁のスペシャリストとして通算681試合に出場し、24年限りで引退後は主にファームで若手の指導に励む小田コーチ。「10年前にも地震があり、今回も大きな地震があって。1週間ちょっとがたつけど、まだ避難所生活を送られている方や断水が続いているご家庭がある。ちょっとでも力になれたら」と、今回の募金活動には自ら志願して参加したという。「18歳まで熊本で過ごしていて、すごく心配していて。何かできることはないかなと思っていたところで球団からの声かけがあり、非常に感謝しています」。現役時代に苦楽をともにし、21~23年のリーグ3連覇に貢献した比嘉コーチ、安達コーチも駆けつけてくれた。
小田コーチの両親や兄など、親族は幸いにも無事だったというが「自分が過ごしてきた、見慣れた風景の場所。ああいうニュースを見るたびに心が痛くなる」と神妙な表情を浮かべた。そんななか、ファンからは「一緒に頑張りましょう」などと声を掛けられたといい「本当にありがたい。普段は励ます立場でいたので、励ましてもらって。本当に力強いと思いました」と頭を下げた。
阪神・淡路大震災が発生した1995年から、オリックスは「がんばろうKOBE」を合言葉にリーグ連覇を達成。「スポーツで元気にできると、それを選手みんなが思ってやっている。いろんな震災のタイミングで野球界が(頑張っている)という歴史はあると思うので、今回も本当に微量だけど力になっていけたら。家を大事にしていただいて、暑さに対応していただいて。どうにか力になれればと、できる限りのことはやろうと思っているので、一緒に頑張っていけたら」とメッセージを送った。