ロッテ・小島和哉「最初投げる時は気持ちの部分、勢い、流れとか大事」いざ2026年シーズン初先発へ!

ベースボールキング

ロッテ・小島和哉(撮影=岩下雄太)
ロッテ・小島和哉(撮影=岩下雄太)

 ロッテ・小島和哉にとっての2026年シーズンが幕を開ける。

 小島は昨季5年連続規定投球回に到達したが、「途中脱落しましたし、内容もいい試合がなかったので、ちょっと悔しいシーズンでした」と、8勝10敗、防御率3.72に終わった。

 「個人の成績もそうですけど、チームがリーグ優勝できるように。まずは1年間離脱しないで投げることもそうですし、自分の中でもキャリアハイの数字を残せるように頑張りたい」と、ZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習、都城秋季キャンプに参加し汗を流した。

 シーズンオフの自主トレ期間は、「去年に関してはスピードを速くしようといろいろフォームを変えたのがしっくりこなかったのと、腰を怪我してしまった。しっかり腰を治すことにも時間を使いましたし、前やっていたトレーニングをこういうことをやっていたなと思い返して、振り返って取り組めています。今のところいい感じな気がします」と、充実の時間を過ごした。

 昨年ストレートのスピードを求めていた中で、球速が出なかった原因について「結局、スピードを速くするにはこの角度が何度でと、ドライブラインとかでもいろいろ言われているんですけど、感覚よりもそっちを優先しすぎて、自分でもしっくり来ていないのに、それをずっと続けてしまったところがありました。自分の良さは違うところだよねと再確認できた部分もありました。150キロを投げるよりも、キレの良い145キロを投げる方が自分にとっては合うと思いました。スピードがあれば尚更いいですけど、そういう感覚ですね」と説明した。

 スライダー、チェンジアップを決め球にすることが多かったが、昨季はいろんな球種を決め球にしていた。苦しいシーズンになった中でも、引き出しという部分ではプラスになったのだろうかーー。

 「本当にその場凌ぎような投球だったんですけど、去年に関しては。自信を持って投げている感じはあんまりなかったんですけど、その中でやってきたことはマイナスじゃないと思いますし、マイナスじゃなかったと言えるようにしっかり今年頑張りたいと思います」。

 2月の都城キャンプでは、3日に85球、6日に115球を投げ込むなど、例年以上にブルペンでの投げ込みを行った。その意図について「プロ入ってからできるだけブルペンで球数少なく、50球以上投げることはほぼなかったですけど、去年は自分の中であんまりしっくりこない数字でもありました。自分のルーティンで固まっていたものがあったんですけど、それを1回壊してじゃないですが、いつもやっていないことをやってみるのもいいのかなと思いつつ。元々、高校も大学も球数をたくさん投げていた側だった。キャンプの時期しか投げ込めないと思うので、その部分では投げましたね」とブルペンでの球数が例年よりも多かった理由を教えてくれた。

 2月19日のDeNAとの練習試合で今季の対外試合初登板を果たすと、3月1日の韓国・ロッテ戦が3回3失点、3月8日のDeNAとの教育リーグでは4回4失点、15日の西武とのオープン戦は4回2/3を投げ4失点、3月22日の中日とのオープン戦は4回6失点だった。

 「オープン戦での数字としては良い数字が出ていないので、不安な部分もありますけど、闇雲にやって結果が出ていないわけではないです。(色々試してきたことを)言い訳にしたくないですけど、むやみにやたらに全力にやってこの結果という感じの手応えではないです」。与四球や失点が目立ったが、シーズン開幕に向けて、いろいろなことを試すことができたのはプラス材料。

 「しっかりとあとは技術もそうですけど、最初投げる時は気持ちの部分、勢い、流れとか大事だと思うので、しっかりと自分の任されたイニングを1人でも長く投げられるようにということだけを考えていきたいと思います」。2、3月の対外試合の投球内容に不安視するファンも多いが、その不安をかき消すような投球に期待したい。

取材・文=岩下雄太

パ・リーグ.com ニュース

ロッテ・小島和哉「最初投げる時は気持ちの部分、勢い、流れとか大事」いざ2026年シーズン初先発へ!