
日本ハムは16日、エスコン内で会見を行い、エスコンフィールド北海道を運営する「株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント」の株主総会、取締役会で、前沢賢常務取締役開発本部長(51)の新社長就任が承認されたことを発表した。前任の小村勝社長(60)は取締役となり、球団社長は継続する。
前沢新社長は、エスコンをプロジェクトからたちあげた中心人物。「ここからさらに成長させていくためには、観光地化プラス街化ということが必要だと思っている。この2つをハイブリッドさせた形で、さらに進化させていきながら、北海道に貢献していきたい」。28年に新駅が開設されることもあり、教育機関、住居、オフィス機能などをエリアの中に備えながら、一体的に街化させていく考えを示した。
今後注目されるのは、道内への2軍施設移転。恵庭、江別、苫小牧、札幌、千歳の5市が候補に挙がっていたが、前沢社長は「ここ(エスコン)と比較するのはなかなか難しいが、地域の方々と共に成長していくというのはたぶん一緒。現状では恵庭、江別、苫小牧と3市町村といろいろお話させてもらってますけど、3市のどこであってもうまくやっていけるんじゃないかと聞いていますので、大きな心配はしてない」と現状を明かし、すでに3市に絞られていることを示唆した。
またこの日、日本ハム本社が札幌ドームなどから株式を買い取り、球団を完全子会社化。小村球団社長は「スピード感を持ってやっていくためには、そうした方がいいんじゃないかという判断」と説明した。