ロッテ・カスティーヨ「今までは試す方向に舵を切っていた」…「本当の試合で使うような動きにシフトチェンジしていけたら」本番モードに突入へ!

ベースボールキング

ロッテ・カスティーヨ(撮影=岩下雄太)
ロッテ・カスティーヨ(撮影=岩下雄太)

 ロッテの新外国人左腕・カスティーヨは、リリーフの一角として活躍が期待される。

 カスティーヨはメジャー通算69試合に登板して、5勝5敗、防御率4.11。昨季はダイヤモンドバックス、メッツ、マリナーズ、オリオールズの4球団でプレーし、4球団の合計は29試合・32回を投げ、2勝2敗、防御率3.94だった。

 メジャー時代の映像を見ると、右打者のインコース、左打者のアウトコースに鋭いスライダーで空振りを奪っていた。スライダーが武器になってくるのだろうかーー。

 「もちろんスライダーも良いんですけど、全部の球種に自信を持っているので、特にこれっていうのはないですね」。

 スライダーの他にツーシーム、チェンジアップといった変化球を投げる。自身の投球スタイルについて、「ストライクゾーンを攻める、攻めのピッチャーと思っています」と分析。

 ストライクゾーンを攻めるとカスティーヨ自身が話すように、昨季はメジャーでゴロ割合が55.4%と、ゴロを打たせてアウトを取っていくピッチャーだった。本人は「もちろんゴロになってくれたらいいんですけど、自分としては三振を狙っていきたいスタイル。常に三振を狙っていきたいです」と三振でアウトをとっていきたいという考えを持つ。

 都城キャンプ2日目となった2月2日に来日初ブルペンを果たし、サブロー監督が見守る中、24球を投げ込み、投球連取後には日本語で「ありがとうとございました」と球を受けた捕手に感謝の気持ちを述べた。

 来日2度目のブルペンとなった2月5日は、「今日のテーマとしてはコントロール重視でしっかりとストライクを投げることを意識して投げました」と、佐藤都志也に受けてもらい、西川史礁を打席に立たせて20球投げた。

 2月19日のDeNAとの練習試合で実戦初登板を果たし、1回を投げ無失点に抑えると、続く2月26日のチェコ代表との親善試合は1回を投げ1失点だった。チェコ戦では21球投げたが、そのうち17球がストレート・ツーシームといった速球系。その日によってテーマを持って投げているのだろうかーー。

 「あの時はコントロールですね。ちゃんとストライクゾーンに投げることを目標に立てていたので、いつもああいうわけではなくて、あの時は自分と確認しながら投げていましたね」。

 ここまでの実戦登板で、日本とアメリカのボールの違い、マウンドの違いなど何か感じることはあるのだろうかーー。

 「自分的には日本のマウンドの方が合っていると思いますし、ボールの曲がり幅も日本の方が今のところは曲がっていると思っているので、アメリカと比べると環境的には日本の方が合っているのかなと、今のところは思っています」。

 感触を得ている球について「今現時点で言うと、ツーシームとスライダーがすごくいいボールを投げられている。この調子でシーズン入っても投げていきたいと思っています」と、ツーシーム、スライダーを挙げた。

 開幕まで1ヶ月を切った。「3月にも入ってオープン戦も始まっています。今までは練習試合で試す方向に舵を切っていたんですけど、今は実戦、本当の試合で使うような動きにシフトチェンジしていけたらなと思います」。

 移籍1年目となる今季に向け、「とにかく試合に勝つこと。どんどん投げてチームに貢献するのが一番だと思うので、まずはチームに貢献するというのが一番にあります」と意気込んだ。

 ロッテは昨季まで決まった勝利の方程式を固定せず戦っていたとはいえ、シーズン通して勝ち試合で投げる投手がいなかった。リーグ優勝するためには、リリーフの整備は必要不可欠。カスティーヨには、勝利の方程式の一角に食い込むような働きが求められる。

(ホセ・カスティーヨ投手通訳=リッキー・サントス・タカタ通訳)

取材・文=岩下雄太

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