【解説】日本ハム・北山亘基&オリックス・曽谷龍平がWBC初選出 抜てきの背景…担当記者が読み解く

スポーツ報知

2026.1.26(月) 17:15

WBC出場予定の選手発表会見を行った侍ジャパン・井端弘和監督 (カメラ・堺 恒志)

 侍ジャパンの井端弘和監督(50)が26日、都内で会見し、3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の追加メンバーを発表。ドジャース・山本由伸投手(27)、カブス・鈴木誠也外野手(31)、今季から米挑戦するブルージェイズ・岡本和真内野手(29)、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(25)ら新たに10人が加わり、全30選手中29選手が決まった。NPBからは日本ハム・北山亘基投手(26)とオリックス・曽谷龍平投手(25)らの初出場が決定。卓越した野球観で知られる井端監督が、北山、曽谷を抜てきした背景を侍ジャパン担当の長井毅記者が分析した。

 北山は2024年のプレミア12で中継ぎとして4試合に登板。防御率は3・86だったが、7回を投げ、イニング数を上回る10三振を奪った。タフな場面でも小気味いいテンポで次々に投げ込むスタイルは、タイムクロックやピッチコムといった今大会のルールにも「適応できる」という首脳陣の評価だった。「どの球種でもストライクがとれる」と井端監督。先発、リリーフ双方の経験がある強みも評価された。

 一方の曽谷は昨年11月の韓国との強化試合(東京D)で評価を急上昇させた。第1戦に先発し、3回をパーフェクトに抑えた。試合後には井端監督をはじめ、首脳陣から賛辞の声が並んだ。この日、指揮官は「WBC球への対応は(秋に)呼んだ選手の中では一番だった」と説明。加えて、球の出所が見えにくいフォームとあって、武器のスライダーは初見で打たれそうにない雰囲気だった。

 残りの選手枠は「1」。現時点でメッツ・千賀とカブス・今永が招集できていないことも2人の招集につながっている可能性が高い。本番では第2先発や流れを引き戻す重要な役割を担いそうだ。

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