
ソフトバンク・周東佑京外野手(29)が23日、5年20億円プラス出来高払いの破格の大型契約(4年目以降は変動制)を結んだ。年単位で割ると年俸4億円で、25年の1億1000万円から大幅増。育成ドラフト出身の野手では巨人・甲斐の3億円を抜いて歴代最高額となった。「現状で満足したくないと持ち続けてやってきた。(育成の後輩の)一つの道しるべになればいいな」。2大会連続でWBC日本代表に選ばれたスピードスターは、育成入団時の年俸400万円から100倍のドリーム契約をつかんだ。
昨年は35盗塁で3年連続4度目の盗塁王を獲得し、2年連続のゴールデン・グラブ賞も獲得。順調なら今年中に国内FA権を取得する予定だったが、実質的には権利の買い取り契約となる。移籍先はNPBにとどまらず、足と守備は間違いなくメジャー級。同じくホークスの育成出身のメッツ・千賀の話を聞き、海を渡ることを夢見ていたときもある。「アメリカに行きたいというのもちょいちょい思ったりはしてましたけど、ポスティング(は球団で認められて)ないですし、自分の年齢とかいろいろ、けがの感じとかも考えたときに…。実力もそうですけどね。難しいというのは思いました」と胸の内を明かした。
23年WBCでは準決勝・メキシコ戦の9回裏無死一、二塁の一塁代走で、村上の一打でサヨナラホームの「神走塁」で沸かした。だが、大会中の打席は三振の1打席のみで「今年は前に飛ばしたい」と打撃での成長を見せるつもりでいる。年明けからの種子島での自主トレでは体幹を徹底的に鍛えて、侍から始まる長いシーズンへの準備を整えてきた。「(初めて)全試合、全イニング全部出るというのを目指しやっていきたい」。2大会連続世界一、リーグ3連覇へ、複数年契約に甘えず走り抜く構えだ。(島尾 浩一郎)
〇…国内FA権を行使してソフトバンクに残留した東浜が、年俸1億5000円から4000万円減の1億1000万円でサインした。出場機会を求めて他球団への移籍を検討したが、人的補償が必要なBランクがネックとなった。「今はワクワクしています。有原が抜けた分の(約)180イニングを自分がどうつかんでいくか」と、通算76勝の35歳は先発ローテ争いに闘志を燃やしていた。
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