
楽天の内星龍投手(23)が23日、本拠地の楽天モバイルで契約交渉に臨み、1300万円増の年俸4400万円でサインした(金額はいずれも推定)。24年は全て先発で20試合に投げた右腕だが、今季は開幕から3試合は中継ぎで登板。4月19日のロッテ戦で今季初先発したが、その後中継ぎと先発の“配置転換”が何度もあるなど、難しい立ち位置ながら25試合に登板して3勝5敗1セーブ1ホールド、防御率2・92の成績を残した。
2月のキャンプでは先発を目指して練習を積みながら、石井貴投手コーチから「(先発と中継ぎをこなす)そういう年になるっていうのを覚悟しといてと言われていた」と明かした内。「どうなるやろなって思ったんですけど、終わってみると本当に使っていただいてありがたいなという1年でした」と振り返った。
来季の目標を記す色紙には「開幕投手」と書き、「まだ何も言われたわけじゃないですけど、自分自身の意思としてはもちろんずっと先発したいし、開幕投手を意識しながらオフシーズンもトレーニングをやっていきたいなと思いますし、キャンプをスタートしたいと思っています」と意気込みを語った。
関連ニュース
・【楽天】侍ジャパン右腕の西口直人が3500万円増の年俸5000万円でサイン WBCへ意欲「準備をしっかり」
・【楽天】「1年間1軍で」と「一」にこだわる 今季初登板&初勝利の泰勝利が200万円増の750万円でサイン
・【楽天】津留崎大成が600万円増の1500万円でサイン 「野球人生で初めて握りを意識」する球で活躍誓う
・【オリックス】東松快征が50万円増の650万円でサイン「先発としてやっていきたい」プエルトリコでの武者修業から帰国
・【オリックス】椋木蓮「守護神を目指したい」プエルトリコで充実の武者修業 200万円増の1400万円でサイン