西武・糸川亮太投手（２７）が５日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改に臨み、２５０万円増の年俸１１５０万円（金額は推定）でサインした。「中継ぎをやる以上は、一番後ろもそうですし、いいところで投げられるというのが目標になる。そういうところにどんどん食い込んでいきたいという気持ちは強い」と守護神争いに名乗りをあげた。

　プロ２年目の今季は１３試合に登板して０勝１敗、防御率２・８９の成績。着実に登板数を重ねた１年となり、球団からは「今年は便利屋として働いてもらったけど、来年は勝ちパターン入りを期待している」と声をかけられたという。

　だが、２年目の今季もつかめなかったプロ初勝利への思いは変わらず。ホールド、セーブもいまだつかめておらず、「ついてくるものだと思ってる。中継ぎはチームがかみ合ったときにつかめると思ってるので、自分が抑え続けるしかない。もちろん、来季中には絶対色んな記録を取りたい」と見据えた。

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