
日本ハムの万波中正外野手が4日、エスコン内で契約を更改。1億6500万円から3000万円増の1億9500万円(金額は推定)でサインした。
今季は127試合に出場し、2年ぶりに20発をマークしたが、打率2割2分9厘と低迷し、守備でもミスが出る苦しいシーズンとなった。「悔しさしかない。自分のせいで優勝を逃したと思っている。責任は感じますね。バッティングも守備もうまくいかないことが多かった」。それでも打撃の数値的には悪くなかったことを明かし「打球方向だったりそういうところの改善だけで、今年と同じだとしても結果は全然変えられた。オフからの挑戦がうまくいかなかったところだけど、十分改善できる」と手応えも口にした。
来季に向けては「とにかくぶっちぎりたいなと思ってます。来年は2月1日に、今までの自分をはるかに超えたベストの状態でキャンプインしたい。優勝するためには自分が、かなり高い数字の結果を出すというのが間違いなく必要になる。そこに向けて頑張りたい」。“ぶっちぎる”の意味を聞かれると「来年で今までの全部を引っ繰り返すぐらいの成績を出したいなと思いますし、パ・リーグすごいピッチャーもすごいバッターもいっぱいいますけど、誰にも負けない成績を出したいなと思います。それぐらい燃えてるという感じですかね。練習もうまくいってるし、それぐらい強い決意でやってるというところです」と語った。
交渉の中で、エスコンの外野天然芝の改善を要望した。「滑るし、土の関係上えぐれちゃう。そこでつまずいて転倒したり、スライディングが止まって危なかったり、そういうのはちょこちょこある。それだけ荒れたらゴロとかどこに跳ねるかも、難しくなる。どのチームも8月、9月と大事な時期。そこに向けてコンディション悪くなるのはよくないことだと思うので、そこは何とか改善して欲しいとは伝えました」と明かしていた。
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