
ソフトバンクが、DeNAの保留選手名簿から外れたアンソニー・ケイ投手(30)の獲得に乗り出すことが2日、分かった。メジャー復帰を希望しているとされ、DeNAも残留を要請しているが、貴重な先発左腕として評価。自由契約となったことで、アタックをかける方針を固めた。
ケイは常時150キロ超の直球を主体に、DeNA在籍2年間で15勝を挙げた。9勝(6敗)した今季も、リーグ2位の防御率1・74を記録。実力は申し分ない。ソフトバンクはエース格の有原が自由契約となり、国内外の全球団と交渉が可能。球団側は複数年契約をベースに交渉を続けているが、有事に備えても先発の強化は不可欠だった。
来季の目標は、1989年の福岡移転後では初のリーグ3連覇。味全(台湾)の最速158キロ右腕・徐若熈(シュー・ルオシー)投手(25)の獲得が濃厚となっている。ケイと並行し、阪神を自由契約となったジョン・デュプランティエ投手(31)も本格調査。的確に狙いを定め、戦力に厚みを加えていく。
関連ニュース
・【データで詳しく】DeNAケイの今季年俸
・日本ハムが有原航平の獲得調査へ 巨人など日米複数球団との争奪戦必至
・新庄氏、現役引退後に50億円失っていた…
・【ソフトバンク】2025年 年俸一覧
・【阪神】ジョン・デュプランティエが保留選手名簿外れる ソフトバンクなどNPBの複数球団が興味か