
オリックスは28日、大阪市内のホテルで新人選手入団発表記者会見を開いた。背番号「003」のユニホームに袖を通した育成ドラフト3位の日星・中西創大内野手は、「将来的には華のある守備でファンを魅了できる選手になりたい」と決意表明した。
安定したスローイングが武器の遊撃手。「自分の野球への意識の低さで、試合に出られない期間が続いて、野球が嫌になった」と、1年の10月に、岐阜県の高校から地元・京都の同校に転入した。当初は野球を続ける予定はなかったが、家族の支えもあり入部。日本高野連の規定で1年間は公式戦に出場できず、デビューは今春と出遅れるも、プロ入りの夢を叶えた。中西は、「一度、苦しい思いをしたからこそ、日星高校に来てもう一度野球を頑張ろうと言う気持ちになれたので、転入も大きな経験になった。育成なので、少しでも早く追いつけるように頑張りたい」と力強く語った。
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