
「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が27日、都内のホテルで行われ、パ・リーグの二塁手部門はソフトバンク・牧原大成内野手が初受賞した。
「一番欲しかった賞なので、うれしいです」と笑顔。内外野の複数ポジションを高いレベルでこなすユーティリティープレーヤーだが「セカンドで取ることが絶対の目標だった。いろんなポジションを守りながらも、メイン(二塁)で取れたのは良かったです」と誇った。すでに小久保監督から来季の起用法も伝えられており「今年みたいな感じでは。メインはセカンドで。『何かあったときに外野も頭に入れておいてくれ』という感じです」と明かした。
2010年育成ドラフト5位で入団。二塁手では、育成ドラフト出身者で初の栄誉となった。同期入団では柳田、千賀(メッツ)、甲斐(巨人)に続く4人目の授賞。特に千賀と甲斐は同じ育成で高卒入団だ。連絡をしたか問われると「いや、言ってないです。普通(相手から)くるでしょ。しょせん、その程度ということです」とニヤリ。初めて手にした金色のグラブについては「自主トレで使おうかな。グラブコレクターとしては、使わないとダメ」と自己流の道具への“礼儀”を口にした。
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