
楽天の浅村栄斗内野手(35)が21日、楽天モバイルで契約交渉に臨み、現状維持の5億円でサインした(金額は推定)。来季は4年契約の4年目となる。
今年5月に平成生まれでは初となる2000本安打を達成。しかし印象に残っている試合を問われると、「印象に残っているのは2000本なんですけど、それよりも連続試合が止まった試合が自分の中では一番鮮明に覚えている」と、5月20日の西武戦で出場なしに終わり連続試合出場が1346試合で止まった一戦のことを口にして、「あのときの感情は今でも持っている」と振り返った。
今季は2000本安打を始め、300本塁打、2000試合出場など節目の記録をいくつも達成。だが7月にはけが以外では13年ぶりに2軍落ちするなど苦しんだ。「うれしい感情、悔しい感情、本当に色々今までにない気持ちをすごく感じました。こんなに苦しいシーズンって他のシーズンを見てもなかったので、すごく長いシーズンでした」と振り返った浅村。来季に向けて色紙には「決意」と書き、「思いはいろいろある。しっかりそこを示すだけ」。今年1年の苦しさも糧に、来季は復活を遂げる。
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