
西武・甲斐野央投手(29)が16日、「投げるからには抑えの役割を担いたい」と来季の守護神奪取を誓った。
声色に力がこもった。今季は47試合に登板し、2勝3敗33ホールド、防御率は自己ベストの2・47で勝利の方程式の一角を担ったが、「余裕をこける立場ではない」と慢心はない。今秋は変化球の制球力を磨くと同時に新球種の習得にも励んでおり、「まだまだですけど、ちょっとずつ形にはなってきている」と手応えを得ている。
今季守護神を務めた平良は来季の先発再転向が濃厚で、甲斐野も「全員が抑えを狙っていくと思うので、良い競争をして個々のレベルアップにつなげたい。もちろん、投げるからには抑えの役割を担いたい」とその座を虎視たんたんと狙う。カーミニークでの秋季キャンプに参加中の右腕はこの日が29歳の誕生日。「逆にここからが伸びしろだと思っているので。落ち目じゃない」と頼もしかった。(大中 彩未)
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